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どこが「一歩前進」なのか~軍国主義ヤマトのマスコミ

普天間基地の移設先について、日米の合意がまとまった。これについてヤマトの各紙が社説で取り上げているのだけど、とりあえず勤務先でとっている毎日新聞の見出しが目についた。

「今度こそ移設を実現したい」(→毎日新聞

呆れて声も出ない。そんなに辺野古に基地を作るのが嬉しいのか。
記事中にはこんなふうに書かれている。

だが、移設に合意した以上、今度こそきちんと計画を実施しなければならない。地元の沖縄県などへの説明はこれからだが、政府はまず全力で地元の同意を取り付ける必要がある。実現に向けて着実に前進するようロードマップも作らねばならない。環境問題に配慮するのは当然だ。

 地元に普天間飛行場の県外または国外への移転を求める声があるのは理解できる。だが、周りに住宅密集地を抱えた普天間からキャンプ・シュワブ周辺に移設するのは一歩前進ではないのか。

どこが「一歩前進」なんだか。

まずやるべきことは、普天間基地の即時閉鎖・返還だろう。一刻も早くそれを実現したうえで(これが「一歩前進」)、基地「新設」を改めて考えればいい。抑止力の維持が云々されるが、普天間を失うことで防衛力にどのように重大な欠損が生じるのか。普天間基地の存在は日本の防衛に不可欠なのか。仮に不都合が生じるならば、言うべきことは一つだ。

「ないならないで、何とかしろ」

限定されたリソースのやりくりは軍事の常道だろう。

毎日新聞の社説は、

「抑止力の維持」と「基地負担の軽減」はともにおろそかにできない課題だ。

と主張する。後者より前者、市民の安全よりも軍事上の都合を優先する考え方……それを表現する最も適切な言葉は「軍国主義」ではないか。

中国や韓国は首相の靖国参拝あたりを捉えて、「日本軍国主義の復活」なんてのを心配しているようだが、おあいにくさま、ヤマトはもうすっかり軍国主義なんですよ。

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コメント (5)

keybow:

毎日新聞がこんな内容の社説を掲げるとは、日本の主流メディアは権力の代理人でしかないのかと思わされる。
あの政府には従順な県知事&名護市長さえも、昨日この合意案を拒否したのである。

沖縄側をそっち退けにした移設先合意を、さも既定の事実の如く、報道している日本マスコミ全体の体質と云うものを感じさせられる。植民地に対するやり方である。

keybowさん、コメントありがとうございます。
県知事・名護市長は、まずは反対の姿勢を見せていますけど、どこまで抵抗するやら……。

日経の報道によると、政府は公有水面の使用権限を知事から取り上げて国のものとする特別措置法の制定も視野に入れている、とのことです。通常の地方自治制度のもとでは不可能な、他の都道府県には適用できないことをやろうとしているわけで、まさに植民地支配ですね。

keybow:

山辺響さんどうも。

「特別措置法の制定」。小泉さんならあり得ない事ではないですね。
沖縄に対する植民地支配。
ヤマト人にはそれを望むタイプと、憂うタイプが在ると思いますが、ウチナー人の小生には残念な事に、前者が多数派だと思います。しかし、真の愛国ヤマト人は後者ではないでしょうか。

→keybowさん、
沖縄に対する植民地支配を「望む」という人は多くないと思います。それ以前に、そういうことをしているという自覚がない。で、癒しとかスローとか、美味しいとこだけを持っていく、というのがヤマトンチューの主流だと思います(まぁそれが今も昔も植民地支配そのものなんですけど)。唄三線や沖縄料理を愛する私としては、もちろん癒されてもいるし楽しんでもいるんですが(笑)、それと並んで、沖縄に行くと怒りを感じる部分があります……。

ここまで堕ちたか・・と思いますね。外国の基地がある国は独立国ではありえない、という原則を投げ捨てて、「日米軍事同盟」を金科玉条の如く、錦の御旗の如く振り回し、それに異を唱えると、「夢想家」といわれる。
 その「現実主義」は、沖縄に基地を集中させて、自分が住んでいるところの基地は撤去しよう・・という魂胆に根ざしています。
 他人の苦労は百年でもガマンできるとはこのことです。

 日米軍事同盟・基地必要論を唱える方は、自宅近くへの「米軍基地誘致」を叫ぶべきです。それが唯一論理的な帰結です。

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2005年10月27日 11:21に投稿されたエントリーのページです。

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