「夏休み」でテレビ三昧にふけっていて(琉球新報の記事)稲嶺沖縄知事との会談を拒否した小泉首相が、ようやく一昨日になって知事との会談に応じた。予定では、その時間は「15分」だったらしい(実際は30分話していたそうだが)。
もとより形だけの会談だろうから何か実質のある発言が小泉の口から出るとは期待していなかったけど、まぁ予想通りの結果だった。その席上、知事が「できるだけ早い時期に沖縄に来て基地の現状をつぶさに見てほしい」と訴えたところ、小泉は曖昧にごまかしている(同じく琉球新報の記事)。
まぁここまでは、「そんなもんか」という感じ。ところが、その一方で、なんと来月2日には北方領土を視察に行くという(毎日新聞の記事)。
もはやなんと表現していいのか分からない。「ブッシュの犬」小泉としては、まぁアメリカへの気遣いゆえにそうそう米軍基地の視察など行けないという事情はあろう。だったら「早急に実現するよう努力する」とかごまかして、行かずに済ませればいいのだ(よくないけど)。ところが小泉は、露骨に、沖縄には行かないけど北方領土なら見にいくよという。今、北方領土問題と沖縄の基地被害の問題と、どちらにプライオリティがあるかは誰の目にも明らかだ(もちろん、金メダルを取った選手に国民栄誉賞を贈るかどうかなんてのは「どうでもいい話」である。そんなことこそ夏休み中に考えておけばいい)。
これでは、沖縄からの訴えに背を向けるばかりか、後ろ足で砂でも引っ掛けてやろうかというほどの態度である。軽視や無視どころではない。これは明白な侮辱であり嫌がらせではないか。私は正直なところ、この話を昨夜知ったとき、心底から小泉の死を願ってしまった。
いかんいかん。そういうダークな感情に囚われてはいかん。
ではどうするか。小泉を圧倒的に否定して、基地の恐怖に苦しむ宜野湾の人たち(宜野湾に限らんけど)とどう連帯するのか。一つ考えていることがないではないのだけど……。
そういえば、小泉は日本国のために首相をやっているのではなく、自分の自慢のために「首相ごっこ」をやっている、という指摘がある(ビル・トッテンの発言、出典はここ)。今回の「基地被害は無視して北方領土へ」という小泉の動きを見ると、この指摘もなるほどなと思えてくる。
コメント (1)
小泉が沖縄県知事に対して、なんであんな不遜な態度をとれるかというと、知事の稲嶺恵一は実は、小泉日本首相のポチだからです。アメリカ大統領>日本首相>沖縄県知事、という主従関係が厳然として在ります。
沖縄県民はそのポチを知事選で圧勝させています。米のポチ・小泉首相は、自分のポチ・稲嶺を選んだ沖縄民衆の従順さも見て取っています。今回のヘリ墜落事件に関しても、沖縄の新聞が騒ぐ割には民衆は怒りに燃えている訳ではないでしょう。
稲嶺が今朝テレビに出て、沖縄の怒りを爆発させているパーフォーマンスをやっているが、芯から政府首脳に楯突く意思など有るまい。そんなことしたら、沖縄の彼の財閥は潰されてしまいます。
投稿者: keybow | 2004年08月29日 08:39
日時: 2004年08月29日 08:39