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民謡コンクール

週末はまた沖縄に出かけていたため、結局まだ日本・イタリア戦(ラグビー)もF1フランスGPも録画すら観ていない。今回の訪沖は、琉球民謡音楽協会のコンクール受験(新人賞)が目的である。琉球民謡音楽協会は新興の団体だが、この協会については「うみかじ」というサイトが詳しい(ちなみにここの管理人さんは同門の先輩で、すでに最高賞も受賞されている方)。特に協会については、このページ

さて、結果を先に書いてしまえば、無事に新人賞をいただくことができた。以下、雑感……。

コンクールは7月2日(金)~4日(日)。2日の夜と3日全日が新人賞、4日午前・午後が優秀賞、4日夕方以降が最高賞・大賞という日程。新人賞の受験者は159人、優秀賞は確か63名、最高賞が28名、大賞が4名だったはず。新人賞はとにかく多い。恐らく半分くらいは県外からの受験ではないかと思う。年代は小学生から高齢者まで幅広い。男女の差は特に印象はなかったが、やや女性の方が多いだろうか?

どの賞も沖縄本島・宮古・八重山の3コースに分かれていて、それぞれに何曲か課題曲がある。審査は一緒なのだが、どのコースを歌うかは選択できる(優秀賞以上は、コースは選べるが曲は抽選)。私が選んだのは八重山で、曲は「つぃんだら節」。

審査は減点法で、上位何名までということではなく、ある点数をクリアしていれば皆合格なので、今回の新人賞は70%以上が合格したらしい。他の新人賞受験者の演奏もけっこう聴いたけど……あれで7割合格なら、それほど基準は厳しくないように思える。でも、それは無事に合格したから言えること。自分の演奏が終わった時点で「これなら大丈夫だろう」と自信はあったし、同門の先輩方や師匠からもOKが出たのだけど、それでも発表で自分の受験番号を見たときは心底ホッとした。こんな気持ちはいつ以来だろう。

私と一緒に受けた同門のメンバーは、以前、「2人に1人はもらえるような賞なら興味ない」と生意気なことを言ったら、島の人から「そう肩肘張らずに受けてみてもいいんじゃない? 受かってからそういうこと言うのもかっこいいよ」とやんわりと諭されて得心したそうだ。

以前、別のコンクールを受けた友人から聞いた話だが、「コンクールで賞をもらうなんて、何を目的にしているのか」などと批判めいたことを口にする人もいるらしい。そりゃ確かに、音楽はもっと自由なものだろうし、民謡となればなおさら「人それぞれ」であるはずだ。コンクールであれば、ある程度「型」を守ることが大前提とされる部分はあるだろう。でも、実のところ賞は結果であって、それが目的ではない。「型」に気を配ることを通じて、自分がどう声や身体を使っているのか、どこをどう変えればどんな歌になるのかといったことが自覚的に意識されるようになる。そういう意識があってこその個性や自由だろうと私は思う。コンクールに向けて曲を一つ仕上げる過程で、たぶん、自分の歌も一つ二つステップアップしたはずだ(実際のところ、本番ではその成果はほとんど出なかったのだけど(^^;)。

それにしても、新人賞はあくまでも入り口にすぎない。次の優秀賞を受けるには1年以上置かなければならない規定なので、来年は飛ばして再来年に受けることになる。優秀賞の課題曲をマスターするだけならそれだけの時間は必要ないと思うのだけれど、課題曲が歌えるというだけではなくて、それ以外の曲も幅広く勉強して、それなりの「厚み」をつけてから次のステップに進みなさいという趣旨なのだろう。優秀賞に受かれば、その次は最高賞。今回のコンクールでも、同門の人が1人最高賞を受けて合格したのだが、その人の歌など聴くと、とてもかなわないと舌を巻いてしまう。そして思う。自分も4年後にはこんな風に歌えるのだろうか、と……。

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コメント (2)

うわ!とにもかくにも新人賞おめでとうございます。

ステップアップのためのコンクールはいいと思いますよ。

私は地元でギターのコンクールを主催する側ですが、自分自身点数付けは嫌いなので、審査員にと言われてもいつも断っています。
事務仕事ならいくらでもするけどということで事務局長。

一年熟成させろというのはなかなかいいルールですね。
ふむふむ。

祝辞ありがとうございますm(_ _)m

私の(那覇の)師匠も事務局長をやっておられました。
「事務仕事が忙しくて門下生の世話をしている暇がない!」と
漏らしていましたが……。

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2004年07月07日 11:51に投稿されたエントリーのページです。

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