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自動起床装置

「自動起床装置」といえば辺見庸さんが芥川賞を受賞した小説のタイトルなのだけど(私は未読)、JR東日本が運営するインターネットショップで、自動起床装置「おこし太郎」という商品が販売されている。「マスコミで話題の商品」という触れこみだけど、私はあまりテレビを見ないので、これが紹介されている例は残念ながら見たことがない。

で、このサイトで提供されている「自動起床装置」の動作状況を写した動画、これは笑える。要は、所定の時間になると背中のあたりに入れた空気枕に空気が送り込まれ、姿勢の変化(この動画では仰向けに寝ているので、背中が反っている)で起こそうという仕組みなのだけど……。うわ~こんなに反るのか。これ、早く目を覚まさないと人によっては腰痛めたりしそう。こんなに行儀よく仰向けに寝ているとも限らないし……。

もっとも、どんなに工夫された目覚ましにも欠陥がないわけではない。つまり「二度寝」に対する完璧な対応はないということだ。ちょっとした目覚ましなら、スヌーズ機構、つまりいったん止めても数分後にまた鳴り出す仕組みがついているだろうけど、「よし起きた!」と思ってスヌーズ機構も解除して、それから「まだちょっと余裕あるか~」と二度寝してしまったら終わりだ。この自動起床装置も、確実に起きられそうだというのは認めるけど、目を覚まして解除して二度寝してしまったら……。

結局、「少し余裕を持った時刻」に目覚ましをセットしておくから悪いんであって、ギリギリの時間にセットして、目覚ましが鳴った時点では「やばい! 間に合わない!」と大急ぎで支度しないといけないような状況にしないと「二度寝→遅刻」の危険は防げない。でも、そんな慌しいのは肉体的にも精神的にも、あまり健康に良さそうではないし、せっかく二度寝せずに起きたのに、慌てて準備したせいで大事な忘れ物をしたりということにもなりそうだ(前の晩から準備しておけばいいのだろうけどね)。

まぁ、そのへんを割り引いて考えるにしても、この自動起床装置、どんな人にお勧めかというと、


○ 市販の強力な目覚ましでもなかなか起きられない方
○ 深夜に見逃したくないテレビ番組がある方
(夏のスポーツ観戦にぜひ!)
○ 受験生の方
○ 家族に迷惑をかけず一人で目覚めたい方

ということらしい。うん、そういう需要はあるだろう。でもね、値段が……98000円! 重量は合計で10kgを超える。さすがに個人や一般家庭でこれを購入しようという人は……いるのかなぁ、それでも。

そして、この自動起床装置の動画を最後まで見た私は、この装置の効果に決定的な疑問を抱いてしまったのだった。

「……この人、起きてないじゃん」

※いや、もちろん最初から寝ている演技をしているだけなんだろうけどさ。せめて最後に起きだすという演出にしておけばいいのにな~(笑)

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コメント (2)

mugen:

JRでの実績は100%だそうです。
乗務員の仮眠ルームでは、自宅ではないから、普通でも寝過ごしたりはしにくいでしょうが。
安い類似商品が出そうな気がします。

こんばんわ

すごーく魅力を感じましたが
\98000 って・・・(ーー;
桁が二つ多いです・・・・・。

朝から頭をフル回転にするのって
難しいですよね・・・。

私は目覚まし二つ攻撃でも安心できないタイプです。

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2004年07月28日 08:25に投稿されたエントリーのページです。

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