それにしても、夕刊とはいえ、日経新聞が近鉄バッファローズとオリックス・ブルーウェイブの合併話を1面トップで扱ったのはビックリ。やはり野球は産業として大きいからなのか、日本経済の回復の遅れを象徴する話だからなのか……。
で、両球団の合併~1リーグ制の展望については、熱心な野球ファンの人たちは総じて批判的であるように感じる。なるほど経済・経営の論理だけで語られているのは確かだろうし、「ファン不在」という批判は分からなくもない。もとより私は、かねてから球界再編・1リーグ制をぶち上げている読売の某オーナーを嫌悪している。
でも……1リーグ制は何だか見てみたい気もするな。そもそも、今2リーグある意味がよく分からないのだよね。地域的に分かれているわけでもないし、Jリーグやラグビートップリーグのことを考えれば、12チームあるからといって1リーグにするには多すぎるということもなかろうし。
そもそも、今の2リーグ制って私の知るかぎりではもう30年くらい変わっていないはず(チームの所有企業の変動はあったけど)。たいした必然性がないのだったら、どかんと大きく変えて、新たな発展への起爆剤にしてもいいような気がする。今の野球ファンの人たちにとっても、「昔はセリーグとパリーグって2つのリーグがあってね……」と昔話ができるようになるというのも面白いと思うんだけどな。
私は特に熱心な野球ファンというわけではないけれども、もちろん子どもの頃はサッカーなんてそんなに人気もなかったからやっぱり草野球を楽しんでいたし、長嶋や王の現役時代も知っているし(古)、原辰徳の高校時代の姿も県予選で見ている(稀)。今はあまり気にも留めていないが、1リーグ化とか大きな変化があれば、何だかまた注目してしまうような気がする。そういう潜在的なファンは結構いると思うのだけど。
仮に、球団や選手の既得権を保護するという観点を排したとして、特にファンの目から見て、2リーグ制を維持する積極的な理由や、1リーグ制ではどうしてもダメだという理由はあるのだろうか?